
皆さん、フィリピンの公用語って何かご存じですか?
「タガログ語でしょ?」って答えたあなた、半分正解!でも、実はそれだけじゃ生き残れないのがフィリピンの奥深さ。
フィリピンにはなんと170以上の言語が存在すると言われており、タガログ語を武器に全国制覇しようとすると、早々に玉砕する可能性大。
というのも、同じフィリピン人でも「え?それ何語?翻訳お願い…」ってなることがしょっちゅうあるんです。
例えば、首都マニラから車でたった70kmの場所にあるパンパンガ州。ここでは「パンパンガ語(Kapampangan)」という、超個性的な言語が飛び交っています。アンヘレスとかクラークとか、外国人にも有名な街があるので訪れる人も多いんですが、聞いてビックリ。地元の人の会話が、まるでバトルロイヤルの実況中継!
「えっ、ケンカしてる?!」と思いきや、ただの世間話だったりします。パンパンガ語のテンションは異常に高く、
・声がデカい!
・スピードが速い!
・目がギラギラしてる!
・顔がちょっと怖い!(失礼)
もう、初見の人は完全にビビって一歩引くレベル。実際、他の地域から来たフィリピン人ですら「ねえ、あの人たち怒ってない?」って聞いてくる始末。
しかし、そんなパンパンガ語、実は地元の若い子たちの間ではちょっと「古臭い」と敬遠されがち。学校ではちゃんと習うものの、普段はフォーマルなタガログ語を使うことが増えてきているそうです。
でもご安心を、パンパンガの誇りはしっかり継承されていて、地元愛もバッチリ健在。
とはいえ、パンパンガ語を理解していないと相手にされないビジネスもあるとかないとか…!
「アンヘレスでバーでも開こうかな♪」なんて考えてる方、いっちょパンパンガ語をかじっておくとスムーズに事が運ぶかも。
そして、パンパンガ州の山間部、ピナツボ山のあたりには“山の民”と呼ばれるまた別の文化圏が存在します。肌が真っ黒で、チリチリの髪を持つ彼らは独自の言語を話しており、まさに言葉の密林!
注意点としては、外見について下手にコメントしないこと。特に「黒いね〜」なんて言った日には、冗談抜きでトラブルに発展するかもしれません。
パンパンガ語で「黒い」を意味する「Balooga(バルーガ)」なんて口に出そうものなら、命がいくつあっても足りません…!マジで。
まとめ:タガログ語だけじゃ物足りない!?
フィリピンでは、タガログ語=標準語とはいえ、実際は地域ごとの“言葉のジャングル”が存在します。
特にパンパンガ州に足を踏み入れるなら、「パンパンガ語」という隠し武器があったほうが安心。文化・言語・雰囲気すべてがスパイシーなパンパンガ。
フィリピンに長く滞在するなら、言葉の探検も楽しみのひとつに加えてみてはいかがでしょうか?


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