
「待ち合わせは午後3時ね!」
…と言って実際に来るのは4時半。
そんな現象が当たり前に起きる、それがフィリピンタイム。もはや遅刻というより「別の時間軸で生きてる説」が有力です。
ただ、どれだけズレるかは個体差あり。10分の人もいれば、1時間半ズレる人も。正直、天気予報より当たらない。
でも不思議なことに、日本に住んでるフィリピン人はけっこう時間守るんですよね。環境って大事。
フィリピーナの出勤事情 〜起きれない、それがすべて〜
日本の夜の街で働くフィリピーナ達。
彼女たちが「同伴デート」に間に合わせようと努力しているのは間違いありません。が…
同伴の時間が早すぎると、遅刻率爆上がり。
なぜなら、起きれないから!
彼女たちは出勤前に必ずシャワーを浴び、メイクしてドレスアップ。
これが早朝ならぬ「昼起き」組にとっては至難の業。
たとえば、18時に同伴となると15時にはシャワー開始。
17時なら14時…。
「午後2時にシャワーなんて、前日の酒も抜けてないっつーの!」というのが本音らしい。
例えるなら、私たちが朝4時に起きてシャワーして出勤するようなもの。
…無理ゲー。
だったら最初から約束すんなよ!? →できない理由があるんです!
「じゃあ最初から同伴断れよ!」って思うかもしれませんが、そこは商売。
お客さんを逃したくない気持ちが勝るんです。
一方でお客さんも、「フィリピン人は遅れるもの」と悟りを開いているので、
少々の遅刻では怒らないという不思議な信頼関係(?)が成立してるんですね。もう仏。
一方、現地フィリピンでは…
さて、フィリピン本国ではというと、これがまた別次元。
なんと、時計がそもそも合ってない。
「その腕時計、何時?」と聞いたら「見た感じ4時半?」みたいなアバウトさ。
そりゃあ約束の時間がブレるのも当然です。
ただし、お金が絡む約束(仕事や商談)はちゃんと時間通り。
そこはきっちりしてるのが面白いところ。
逆に、友達との遊びの約束や「ちょっとお願い」の類は、時間は参考資料程度。
「だいたいそのへんで会えればいいじゃん」精神で生きています。
おおらか、というか…自由すぎて時空が歪んでる。
まとめ:フィリピンタイムは「文化」です
結論としては、フィリピンタイムとは「ルーズ」ではなく「文化」です。
時間通りが正義、という日本の感覚とはまるで違う、のんびりした時間感覚がそこにはあります。
次にフィリピン人と約束をするなら、こう唱えましょう。
「慌てない、怒らない、期待しない」
そして1時間遅れても、にっこり笑ってこう言うのです。
「マジックタイムだね!」


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