
フィリピーナと恋に落ちた!笑顔は太陽、料理は絶品、性格は超ピュア…まさに理想のお嫁さん!
でも、いざ結婚を真剣に考えて「ご家族は?」なんて聞いてみると。。。。
「子どもがいます♡」
え、まぁ、そこは想定内。
「実は、フィリピンに夫もいます♡」
えっっっ⁉ 待って待って、そっちは全然想定してなかった!
実はこれ、全然珍しくない話なんです。そしてここからが本題。
フィリピン、離婚できません。ガチで。
日本:離婚届ペロッと出せば終了。
フィリピン:無理ゲー。
日本では、夫婦が「うん、もうムリ」と合意すれば、市役所に離婚届を出すだけ。最速10分。コーヒー一杯飲む間に離婚完了。
でも、そんな楽ちんな国、実は世界的には少数派。多くの国では裁判必須、弁護士登場、時間もお金もかかります。
それでもまだマシ。フィリピンはその上を行く“離婚そのものが法律で禁止”という異次元モード。
この「離婚NG国」、なんと世界でたったの2カ国! もうひとつはバチカン。
そう、法王と同じルールで生きてるんです、一般市民が。
離婚禁止の元凶:カトリックの鉄壁ガード
カトリックの教え曰く、「神が結び合わせたんだから、人間が勝手に離すなよ?」とのこと。
フィリピン人の約8割がカトリックなので、もう国全体が“離婚とか神にケンカ売ってんの?”という空気。
とはいえ、例外はあるにはある。
イスラム教徒:別ルールなのでOK。
外国人と結婚して、外国の法律で離婚が成立:ただし、フィリピンで再婚するには裁判所の許可が必要。ハードモード継続。
フィリピンで「離婚」は存在しない。でも「別居」はある!
「でもウチ、もう別居してるから〜」と満面の笑みのフィリピーナ。
……ちょっと待って。
その別居、離婚じゃないからね⁉
実はフィリピンの法律には「別居制度」ってのがあるんですが、これはDVや重婚などの違法行為に対する処置であって、「はい、じゃあ自由に再婚どうぞ〜」なんて話じゃありません。再婚、アウトです。
離婚したければ裁判!でもその壁は鬼のように高い
フィリピンで正式に離婚をしたければ、「婚姻無効」や「結婚取り消し(Annulment)」の手続きをするしかありません。
でもこれがまぁ、大変!
相手がDVしてたとか
精神的に問題があるとか
そういうよっぽどの理由が必要。
「性格の不一致☆」とか「気づいたら冷めてました♡」なんて言っても、裁判官は微動だにしません。
しかも、手続きには何年もかかる+数十万ペソの費用が飛んでいく。
つまり、実質“詰み”。
教会の壁は厚い。国連も動いた。議会も戦ってる。
フィリピンの教会、めちゃくちゃ影響力あります。政治にもズバズバ口を出してくる。
過去にも何度も「離婚OKにしようぜ!」って法案が出ては、教会の圧力でボッコボコにされてお蔵入り。
でも最近ちょっと動きが。
2023年には離婚合法化の法案が上院を通過!でも下院で足踏み中…。
世界が「もうさすがにヤバいでしょ」って空気になってきた今、ようやく国連(国連女性差別撤廃委員会CEDAW)も「女子差別じゃん!」とツッコミを入れ始めています。
まとめ:フィリピーナと幸せになりたいなら、婚姻状況は超重要!
恋は盲目。でも、結婚は契約。
「フィリピンに実は夫が…」なんて爆弾、後から知ったらダメージでかすぎ。
フィリピン人女性と真剣に結婚を考えるなら、
・フィリピンで婚姻中かどうか?
・離婚できる状況か?
しっかり確認してから進むのが、平和な未来の第一歩。


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