
欲しいものがある?ならば、買うしかないじゃない!たとえ今、財布の中に鳴くのはコオロギだけでも――。彼女たちは「欲しい」という気持ちに素直すぎるプロフェッショナル。そこに、“もうすぐ臨時収入が入るかも”なんて話を聞こうものなら、妄想エンジンがフルスロットルで暴走開始!
もはやそれは“まだ見ぬお金”じゃなくて、“すでにそこにあるお金”。取らぬ狸どころか、その狸、もう焼いて皿に乗ってます。下手したらタレまでかかってる。
日本人なら「入金されてから考えようかな」と慎重モードに入るところ。でも、フィリピーナは違います。彼女たちは「きっと来る、絶対来る、臨時収入」と心に決めた瞬間からネットショップの旅に出ます。お気に入りに入る商品たちは、もはや“未来の我が家の住人”。
そしてそのお金の入金が予定よりちょっとでも遅れると、もう大変!
「なんでまだなの!?いつ!?え、来週!?長すぎでしょ!」
と、不機嫌モード全開。スマホを睨みながら、振り込み予定日を詰問する姿は、まるで恋人の返信を待つ女子高生。
こちらとしては、「その前に普段のコーヒー3杯分、やめてみない?」なんて思わず言いたくなるわけですが、そこは言わぬが吉。下手に突っ込むと、「人生は楽しむものよ!」とキラキラ返しが飛んできます。
で、そんな“お金の夢物語”が最高潮に達するのが、そう、確定申告のシーズン!
日本ではサラリーマンならほとんどが年末調整で完結しますが、フィリピーナたちは違います。たとえアルバイトでも、還付申請という名の“お宝探し”に燃えるのです。
中には「えっ、そんなに引かれてたの!?」ってくらい税金が戻ってくる人もいて、**還付金50万円ゲット!**なんてツワモノも。そりゃあ、還付金という名の“神のお金”を当てにしないはずがない!
そんなこんなで、確定申告の時期になると、彼女たちはもう首がキリン化。銀行アプリを1日3回はチェック、心はすでに還付金で買った新しいバッグと靴にワープ中。
「お金は天下の回りもの」?
いやいや、フィリピーナにかかれば、“回る前に使い道が決まるもの”なんです!


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