フィリピンパブの女の子たち (1)

フィリピンパブに足を踏み入れると、笑顔のフィリピーナたちが「ドリンクちょうだい!」とキラキラした目で迫ってきます。まるで猫カフェの猫たちが「撫でて!構って!」と甘えてくるかのよう。でもここで財布の紐を緩めすぎると、フィリピーナは底なしのブラックホールのごとくお酒を吸い込んでいきます。「私、お酒強くないから〜(うるうるした目で)(笑)(なんて言いながらニヤリ)」なんて言いながら、気づけばワインをグイッ。え、強くないって言ってたよね?

フィリピンのお酒界の王者といえばサンミゲル!中でもレッドホースビールは“お財布に優しいのに秒速で酔える”最強コスパ。泡なんて気にしない、ぬるさも気にしない、氷を入れて飲めばすべてOK。日本人の「キンキンに冷えたビールこそ正義!」なんて価値観は、フィリピンでは荷物になるだけです。

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アルコール度数8%のレッドホースは、まさに“暴れ馬”。でも、氷でちょっと薄めれば、お馬さんも少しはおとなしく...なるかも?一方で、フィリピーナがよく飲むサンミゲルライトは5%。日本のビールと似てるけど、泡はどこ?味は...これはこれでアリ!

フィリピーノの心を掴んで離さないのはブランデーのエンペラドール。もうレッドホースとエンペラドールがテーブルに並んでないと、何か足りない!とソワソワしちゃうレベル。最近は、ブルーやピンクのカラフルで映えるカクテル風ドリンクも大人気。「おしゃれは足元から」ならぬ「酔うなら目で楽しむとこから」ってこと?

フィリピンも日本もお酒の席は楽しいもの。でも大きな違いは、フィリピン人は“空きっ腹で飲む”という行為をほぼしないこと。まずごはん!胃が準備万端になったら、さあ飲もう!って感じです。フィリピンパブのフィリピーナたちも同じ。出勤前にはしっかり食事を済ませてるので、お酒もスイスイ。逆に「お腹すいてるから今日は飲めない」はフィリピーナ界の“本当に食べてない”のサインです。

でも全員が全員お酒好きなわけじゃないんです。ウーロン茶を頼むフィリピーナは、実はクルマで出勤してるかも。つまり、日本の運転免許を持ってる証拠!「飲めません」は「免許持ってます」と同義語なんです。もちろん、贅沢病こと痛風で飲めないケースも。無理に飲ませたらブラックリスト入りで次回はドアを開けても「ノーセンキュー!」なんて悲劇が...。

フィリピンパブは、楽しむための場所。フィリピーナが「ドリンクほしい」とおねだりする時は、「今夜はあなたと楽しみたい!」のサイン。もちろん、今日は休肝日!と決めて飲まない日もありますが、それも彼女たちなりのプロ意識。ドリンクを奢ったら、そこには笑いと楽しさが溢れる夜が待ってます!さあ、今夜はどんなフィリピーナと乾杯しますか?


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