フィリピン人と関わるとき、不思議な現象に気づくことがあります。それは、気づけば彼らのペースに巻き込まれ、自分の言っていることがいつの間にか「逆転の正解」になってしまうということ。これはいわゆる**「Pワールド」(フィリピンワールド)**にハマってしまっているからです。
特にフィリピーナ(女性)の方々は、このPワールド突入のプロフェッショナル!まるで魔法のように、こちらが発した質問の真意を曖昧な霧の中に吸い込んでしまいます。真実を探り当てるのは至難の業…。そんなPワールドの沼にハマらない方法を、体験談を交えつつご紹介します。
「怒られたくない!」が合言葉?
フィリピン人に質問すると、彼らは全力で「怒られない回答」を選びがち。つまり、「はい」「いいえ」のシンプルな答えや、説明責任を求めると見事にかわされるのです。ここで重要なのは、彼らに選択肢を与えないこと!
「どう思う?」と聞くのはやめて、「分かったね!」と笑顔で一方的に切り出すのがポイントです。そうすれば、余計なやり取りで混乱することなく、話が進みます(たぶん)。
ライス泥棒事件 ~メイドの逆襲~
フィリピンに住むと、メイドを雇うのが一般的です。しかし、これがまたクセモノ!私もメイドを雇ったのですが、ある日「ライスの減りが早い」ことに気づきました。普通なら「あれ?ちょっと多く使ってない?」と確認しますよね。でも、そうはいかないのがPワールド。

勇気を出して「ライスの減り早くない?」と直球で聞いたところ、メイドから返ってきたのは、「普通です。いつも通りライスを焚いています」とのこと。しかしさらに追及すると、「最近ライスが高くなったので、同じお金じゃ足りない」と逆にこちらが責められる始末!気づけば、私が悪い人になっていました…。
対策はズバリ「決定事項」と「強制力」
このような事態を防ぐため、以下の方法を編み出しました。
ライスの管理は自分で! 自分でライスを買い、どれだけ炊くか指定すればトラブルは激減します。
「なんで?」はNG! 「なんで電話に出ないの?」ではなく、「スマホは常に手に持っててね!」と指示を出します。これなら「はい、わかりました」となります(たぶん)。
休憩時間の管理も大事! 「家事が遅いね」と責めるのではなく、「休憩時間を減らして早く終わらせてね!」とズバッと伝えます。
Pワールドと共存するコツ

フィリピン人の「怒られたくないパワー」と「逆転技術」に対抗するには、相手に選択肢を与えず、「はい」「わかりました」と言わざるを得ない状況を作ることが重要です。ただし、これは頭をかなり使うので、完全攻略は難しいかもしれません。でも慣れれば、お気に入りのフィリピーナに振り回されず、穏やかな日常が手に入るはずです。
Pワールドの魔法に惑わされることなく、皆さんも楽しいフィリピンライフをお楽しみください!

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