
フィリピンの皆さんとの「また今度でいい」「明日でいい」の魔法の言葉、これ、実は現地では日常茶飯事なんです。お願い事をしても、なぜかスルスルと引き延ばされてしまうあの感じ。日本人にはちょっとしたカルチャーショックかもしれません。そんな「また今度」カルチャーについて掘り下げてみましょう。
まず、日本でフィリピンパブに通い詰めた経験がある方なら、あの「また今度でいい」や「また今度一緒に行こうね」にちょっと傷ついたことがある人もいるかもしれません。なにせ、いざ「同伴しよう!」と思っても、なぜか「うーん、また今度かな?」と遠回しにかわされることが多々あるわけで。ここでひとつ知っておきたいのは、フィリピーナの多くは実は既に旦那さんや恋人がいる可能性が高いこと。そして、そうでなくても「親しい関係にはちょっと...」ということが少なくありません。「また今度でいい」と言われた時点で、実は軽やかにガードを張られていることもあるのです。

ところでフィリピンに足を踏み入れたら、「Bukas na!(明日でいいよ!)」攻撃がさらにパワーアップしてきます。たとえば家の排水がちょっと漏れているとしても、「大丈夫、Bukas na(明日やるよ)!」と気楽に返される。日本なら「今すぐやらなきゃ!」となるところですが、フィリピンでは急ぐ必要はなし!夕方の4時を過ぎると、作業中でも「もう今日はいいよね、Bukas na」といった具合に切り上げてしまうことも日常茶飯事。根を詰めて頑張るよりも、リラックスして過ごすのが大事と考える人が多いんです。
そして、フィリピンパブに戻ってみると、ここでもまた「また今度でいい」が健在。「今度一緒に行こうね!」と言いつつも、実際には店の開店直前のサッと居酒屋でお食事だけしてスッと入店、なんて流れが定番なのも同じ理屈。「また今度でいい」を言い出すのは、どうやら根気がなくなってきたときの「もういいかな〜」というサインでもあるようです。

では、そんなフィリピン流「また今度カルチャー」に対して、どう対応すればいいのか?日本には「郷に入れば郷に従え」という素晴らしい言葉があります。フィリピンの文化に触れる時には、あまり根を詰めすぎず「またでいいか!」と構える方が気楽に楽しめますよ。
オマケ
フィリピンに行った時に「Bukas na(ブカスナ)」と言われたら、「Talaga?(タラガ?)(本当に?)」と聞き返してみると、彼らの反応が面白いかもしれません。

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コメント
コメント一覧 (2)
ホントにその通りです。何か頼んでも必ず「今度」「明日」
その言葉で交わされそして忘れてる。先延ばし文化というより
忘れる文化なのかと。(笑)
マジョーラ
が
しました
忘れる文化!その通りですよね。
これからもいろんなアルアルねたを投稿していきますのでよろしくお願い致します!
マジョーラ
が
しました