フィリピンあるある

フィリピンに一度行くとまた行きたいと思う方が多いですよね。これは男女関係なくフィリピンに惹かれる不思議な魔力によるものです。しかし、文化の違いだけでなく、フィリピン人独特の習性で日本では考えられない体験をすることがあります。こういったフィリピンに関する誰もが経験する不思議な体験を深堀します。

2025年03月

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フィリピンと日本を比べると、違いは山ほどある。でも、その中でも治安の差はデカい。フィリピンでは周りに注意を払いながら歩くのがデフォルトだけど、日本ではそんなこと気にしなくてもOK。おかげで、日本に長く住んだフィリピーナは、危機管理能力がまるで冬眠中のクマ並みに退化してしまう。

 

先日、日本大使館から「マカティ市アヤラ三角公園付近で邦人が拳銃のようなもので襲われる事件発生!」というメールが届いた。はい、またです。驚きもなく、「またか」とため息。こんなメール、もはや定期便。フィリピンではこんな事件が日常茶飯事なので、街を歩くときは目をギラギラさせていないと危険。

 

防犯対策としては、できるだけ現地人に溶け込む服装をするのがベスト。しかし、日本人は肌の白さでバレバレ。半袖・半ズボンなんて着たら「私は外国人です」と自己紹介しているようなもの。じゃあ、危ない場所を避ければいいじゃん!と思うけど、最近は富裕層エリアでも事件が発生しているので、どこにいても油断禁物。

 

そんなフィリピンでは、フィリピーナたちは防犯意識が超ハイレベル。簡単に人を信用しないし、怪しい場所には近寄らない。基本的に、知り合いがいるところにしか行かないのが鉄則。しかし!日本で長く生活したフィリピーナは、平和ボケで頭の中が満開の花畑。フィリピンに帰国して、久々に友達に会うと、おいしい話をすぐに信じ込んでしまう。

 

例えば、フィリピンのDFA(公的証明書を発行する機関)に行くと、必ず怪しいフィリピーノが出没する。日本人を見つけるやいなや、「Hello!」「コンニチハ!」と駆け寄ってくる。ここで、危機管理能力ゼロの日本人は「わあ、親切な人!」とコロッと騙されてしまう。

 

私?当然「なんだこいつ」と完全スルー。しかし、今度は妻にターゲット変更。はい、うちの妻、日本で長く生活していたので、ちょっとでもお得な情報と聞くと、しっぽを振ってついていこうとする。仕方なく私もついていき、話を聞いてみると「日本人を紹介すれば紹介料ゲット!」というおいしい話。

 

ここで妻、まんまと信じ込む。その理由?話していた相手がDFAの職員だったから。日本じゃ公務員が詐欺なんてありえないもんね。とりあえず一旦帰宅し、フィリピン生活の長い日本人の友人に相談。

 

翌日、友人が我が家にやってきて話を聞くや否や、「それ詐欺だよね、奥さんフィリピン人でしょ?(笑)」と一刀両断。妻が「なんで詐欺なの?」と聞くと、「そんなの昔からある話だよ」とタガログ語で説明され、ようやく納得。

 

友人曰く、「日本帰りのフィリピーナによくある話」らしい。日本では公務員が詐欺なんて考えられない。でもフィリピンでは?むしろ普通。最近、日本でも詐欺は増えているけど、フィリピンの詐欺に比べたら、子ども騙しレベル。なんせ、フィリピンから日本に詐欺を仕掛けているくらいだから。

 

この事件を機に、妻もフィリピンに戻るとスイッチを切り替えるようになった。でもやっぱり、日本での長期生活が染みついているせいか、フィリピンではまだまだ危機管理が甘め。

 

結論:日本の安全は異常レベル。でも、その安心感にどっぷり浸かると、フィリピンで痛い目を見る可能性大。フィリピンに行くときは、日本の常識はポイッと捨てて、防犯意識を最大レベルに上げておくべし!

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前回までのあらすじ

外免切替の知識確認テストは、まるで小学校の交通安全教室レベルで楽勝クリア。

ところがどっこい、実技試験では見事に玉砕。まるでマリオカートでバナナ踏んだみたいにすっ転びました。

1回目は友人の教習所の先生にマンツーマン指導してもらってましたが、それでも試験官には通じず

そこで今回は、背水の陣を敷き、専門の外免切替自動車学校に入学!

「次落ちたら免許のことは忘れよう…」と涙ながらに決意し、いざリベンジ戦へ!

 

 

でも、くよくよしても試験日は2か月後。

そこで、「ここで泣き寝入りはナシ!次は必ず仕留める!」と、決意を新たに特訓開始。

 

向かったのは、免許センターのすぐそばにある外免切替専門教習所。

入校料5,000円、教習代15,000円で、計2万円!安い!安すぎる!

「これは投資だ、合格ボーナスが免許証だ!」と即決。

その場で入校手続き、ついでに試験コースの攻略マップ(100円)までゲット。

家に帰り、そのコース図を妻に叩き込ませ、私も元バス運転手の意地でテクニックを伝授。

次の試験日1週間前に入校予約をぶち込み、準備は万端。

 

そして運命の入校日当日。

私は試験場で妻を待ち構え、教習車で登場する妻を見守ります。

教習開始。見た目は順調そのもの。

戻ってきた妻の第一声――

「すっごく簡単だった!」

「先生に『この運転で落ちたの?』って言われた!」

 

…前回の惨敗は、緊張のせいだったのかい!?

どうやら、指導は問題なかったらしく、細かいところ――方向指示器のタイミング、右折の待ち位置など“免許センター独自ルール”を教わってきた模様。

これ知らないと、何回受けても「ハイ次!」される仕組み。

友人の教官に話したら「やっぱり…」と苦笑い。

 

こうして「合格ロードマップ」が見え始めた我が家。

復習タイムでは、私もかつてのバス運転手魂を注入し、合格テクを妻に叩き込む。

 

■そして、決戦の試験日。

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恒例の印紙購入からスタートし、緊張感MAXの待合室。

お馴染みの「シャッター音」と「始めます」コールで、またドキドキタイム突入。

今回の外免切替グループは国際色豊か。

中国、東南アジア、アフリカ、ヨーロッパ…11人全員外国勢、日本人ゼロ!

さながら免許センター・ワールドカップ開催中。

 

妻は、前回の反省を踏まえ「緊張しすぎないこと」に全力。

受験番号が呼ばれ、試験車の後部座席に消えていく妻。

コースは私も完全に暗記済み、動きは丸わかり。

 

数分後、試験車が戻ってくる――「え、早すぎる!?」

…と思いきや、妻の出番が繰り上がっただけ。

 

いよいよ妻の本番。

 

スタート直後から流れるような運転!

鬼門だった交差点も華麗にクリア、S字・クランクも問題ナシ。

完走!完走!完走ーっ!!

 

車を降りた妻の感想は――

「試験官、最初は真剣に見てたけど、途中から雑談モード突入」

挙句の果てにフィリピンネタで世間話。これは…合格フラグでは!?

 

11人中、試験は2グループ制でじわじわ進行。

待ち時間の長さが異様に心臓に悪い。

不合格者が一人、また一人と呼び出され、書類返却される中…

「次の番号の人、集まってくださーい」

 

そこに妻の番号が!

もう一人の方と共に呼び出され――これは、つまり、合格確定!!

試験官から詳細説明を受け、免許センターの端末で暗証番号を入力、ついに…

 

✨✨ 念願の運転免許証ゲット!!!✨✨

 

今回の一連の闘いでわかったのは…

「外免切替は、甘く見ちゃいけない!」

本国でどれだけ運転できても、日本の“お作法”を知らないと、門前払い確定。

むしろ、試験コースごとの裏ルールを知らないと、永遠にリトライ地獄。

 

免許取得後は、フィリピンパブで大祝賀会!

「私も受けたい!」と数人のフィリピーナ達が外免切替に興味津々。

が、書類集めの時点で脱落者続出。

唯一挑戦した1人も、あれから1年、まだおめでとうの連絡は来ていない

 

教訓:外免切替は、ガチで構えて挑め!裏ルールを制する者が勝つ!

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 前回までのあらすじ

無事に知識確認を突破し、「よーし、次はいよいよ実技試験だ!」と鼻息荒めで練習に励んでいた妻。今回はついにその実技試験本番、当日のドキドキわちゃわちゃ模様を実況中継します!

 

試験当日の朝、まずはお金からスタート

 

さて、試験場に到着してまず最初にするのは——そう、お金払うことです。

ただし現金をポンと渡すわけじゃなく、「印紙」という、昭和感漂うステッカーみたいなものを購入して、間違えないようにペタリ。これを貼り忘れると試験どころじゃない。始まる前からゲームオーバーです。

 

印紙を貼り、準備万端で椅子に座って待つ。…が、試験場ってどうしてこう、ただ座って待ってるだけなのに無駄に緊張感が漂うんでしょうね。

 

シャッターが開いたら、心のシャッターは閉じられた

 

「ガラガラガラ…」と重厚なシャッターが開いた瞬間、試験官の「始めます!」という声が場内に響き渡る。

これ、まるでラスボス戦のBGMがかかったかのような緊張感。もう心拍数はアスリート級。

 

まずは視力検査。ここで受験者がズラリと行列を作る。民族大移動かってぐらい。

幸いにも、うちの妻は割と前の方に並べた。これだけで運気使い果たしてないかちょっと不安。

 

並んでいると、検査官が持ち物チェックにやってくる。印紙が貼ってるか、書類が全部揃ってるか、まるで鬼軍曹のように一人一人チェック。

この段階で「あれ?この紙どこやったっけ…」なんてなると、リアルで冷や汗かくので注意。

 

ようやく受験番号GET、でもここまでで1時間経過

 

視力検査が終わったら、書類を提出して受験番号をもらう。番号札を握りしめ、また椅子で待機。

ここまででかれこれ1時間。テーマパークの人気アトラクションかってくらい待ちます。

 

しばらくすると、検査官が受験番号を呼びはじめる。免許の種類ごとに振り分けられ、妻は「外免切替チーム」に集結。

このチーム、12人しかいません。内訳は中国、中東、東南アジア、米国、日本とインターナショナル。

 

検査官、まさかの名スピーチ

 

注意事項の説明が始まるのですが、試験官の言葉がまた印象的。

 

「皆さんは自国で免許をお持ちなので、運転技術そのものは問題ありません。しかし、日本では日本の法律に従って運転する必要があります」

 

うん、正論。でも内心ツッコミたくなるのが、日本の一般ドライバーだって交通法規100%守れてるか怪しいという現実。

そんなガチガチな模範運転を外国人に求めるの、なかなかの無理ゲー感。

 

試験スタート!試験官は鬼畜コースを用意済み

 

さて、試験開始。次に試験を受ける人は後部座席で待機。通訳同乗もOKなんですが、今回は誰も頼まず。

通訳どころか、心の支えになってくれる人もいないガチンコ勝負。

 

コースは意外と短め。坂道発進も縦列駐車もナシ。

でも油断大敵。意地悪な罠が仕掛けられていて、左方優先やセンターラインの扱いを知らないと、問答無用で脱落。

 

事実、試験開始早々、何人かがスタート地点にUターンして戻ってきました。試験官の「はい、帰って」が聞こえてきそう。

 

そして運命の妻の番

 

いよいよ妻が出陣。緊張で顔が引きつってるのがわかるけど、練習の成果を信じて見守ります。

 

まず、車の周りをぐるっと一周チェック。不審物がないか確認。

シート調整をしてミラー合わせ、ベルト締めて…ここまでは完璧!減点ポイントなし!

 

スタートの合図。ウィンカー出して発進、右左折もスムーズ、順調そのもの。

 

が!運命の分かれ道が待っていました。

 

交差点、右から左折車がやってくる。しかし相手側のセンターラインは実線。

つまり、こちらが止まらないとダメな場所。

 

妻、止まらず直進。

試験官、無言で終了フラグ点灯。

 

やってしまいました…。

 

試験終了、そして衝撃の合格率

 

帰ってきた妻、顔色真っ青。「あそこが…ダメだった…」と肩を落とす。

 

しばらくして、検査官が戻ってきて合格発表。

なんと12人中、受かったのは東南アジア男性ただ一人!残り11人全員脱落。

 

おまけに近くのアメリカ人女性は「これで4回目だけどまた落ちた」と放心状態。

 

まさに外免切替チャレンジ、鬼仕様。

 

次回、逆襲の妻!?

 

落ち込んでる暇はない!次回予約はなんとまた2ヶ月後

友人に教習をお願いしようと思ったけど、今回は専門の教習所に通うことに決定!

 

さあ、次回は最終章、妻はリベンジを果たせるのか!?

お楽しみに!

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知識確認まではクリア。でも実技試験予約で現実を叩きつけられる…⁉︎

前回の記事はこちらから

 

前回までは、晴れて知識確認試験に合格するまでの奮闘をお届けしました。しかし、ホッとしたのも束の間。実技試験の予約日を見た瞬間、私の顔から血の気がサーッと引いたのは言うまでもありません。

 

「え、実技試験…2ヶ月後⁉︎ そんなに先かいっ!!

 

正直、こんなに待つなら気が抜けてしまいそうですが、油断は禁物。何もしないで挑めば、試験官に即座に撃沈されるのは目に見えている…!

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ここはポジティブ変換スイッチをONにし、「2ヶ月も練習できる!むしろラッキー」と無理やり自分に言い聞かせることに。

 

さて、問題は“どんな実技試験か”

 

というわけで、次なるステップは「試験内容と基準のリサーチ」。幸い、私には強力な味方が一人…そう、友人が自動車学校の先生という心強いコネが!

 

早速「妻が外免切替で実技受けるんだ」と報告すると、彼は即レス。「それなら校長に基準を聞いてみるわ」と軽快な返事。

 

……そして翌日。届いたのは衝撃の情報。

 

校長「え、神奈川県で外免切替!? マジで?神奈川は激ムズエリアだよ。基本ができてないと問答無用で落とされるから、覚悟してね。」

 

………なんてこった、出鼻から強烈なパンチ食らいました。

 

とはいえ、我が家の住所は神奈川県。逃げも隠れもできません。ここはもう、開き直って"鬼の神奈川県警"に真正面から挑むしかない!

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すると友人、「試験コースの地図送ってくれたら一緒に現地で練習できるけど?」と神対応。ありがたや…!

 

「基本を極めよ」ミッション発動

 

彼曰く、試験の肝は“日本の交通法規に忠実すぎるほど忠実な運転”を身につけること。

「免許持ってるから大丈夫」と油断した瞬間、アウト! とのこと。

 

たとえば、左折ひとつでも手順が鬼細かい。

 

まずウィンカーON3秒待て!)

室内ミラー→ドアミラー→目視

左寄せして再度確認

曲がる瞬間も確認しないとOUT

普段の運転でこんな丁寧にやってる人、日本全国で何人いるんだろう…?

 

要は、「今までのクセは全部捨てろ、基本に忠実であれ!」ということですね。試験コースを1,000回走っても、基本が抜けた瞬間"即終了"…怖すぎる。

 

いざ、特訓開始!

 

ということで、友人コーチの元、試験会場で練習を開始。

 

初回…

妻、あまりの緊張でギクシャク。

「本当に免許持ってるの…?」と疑いたくなる走り。

 

まぁ無理もない、普通の運転と試験仕様の運転はまるで別競技。

 

でも2回目、3回目と重ねるごとに安定してきて、友人から「うちの教習所だったら合格点!」と太鼓判が。

 

…が、ここでまた新たな不安爆弾。

 

「でもね、試験場によって試験官のクセとか細かいルール違うから…ネット情報とか、あんま鵜呑みにしない方がいいよ?」

 

はい出た、運任せ要素…!

なんだこの、試験官ガチャ感。

 

イメトレの日々。そして決戦の日

 

とはいえ、練習で形はできた。あとは試験日まで1週間、ひたすらイメトレ生活。

 

・運転席までクルマの周りを確認しながら歩く→後方確認してドア開ける→シートポジション調整→ミラー合わせ→ウィンカー…

この一連の流れを、部屋でもクルマでも反復。

 

そして迎えた試験当日。

 

会場には、仮免・本免・大型特殊・トラック…まるで免許の百貨店状態。外免切替組だけじゃなく、いろんな試験志願者がズラリ。

 

試験場のシャッターがガラガラと開き、試験官の「始めます!」の声が響く瞬間、否が応でも心拍数MAX

 

さぁ、この2ヶ月の成果は実るのか…!?

 

続きは次回のお楽しみ!お見逃しなく!

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前回は、外免切替に必要な書類集めから、予約完了までをサクッと解説しました。で、今回はというと——予約日がまさかの2か月後! そんな「もはや記憶の彼方か?」ってタイミングから物語スタートです。

前回の記事はこちらから


さて、2か月後の書類審査に向けて、私たち夫婦はせっせと書類集めに奔走。パズルのピースを揃えるがごとく、1か月かけてなんとかコンプリート。「これで一安心!」と思っていた私。しかし、ここで大問題発覚。

 

……知識確認、ノー対策でした。

 

慌ててGoogle先生に泣きつくと、「10問中7問正解で合格!」という、ざっくり情報しか出てこない。肝心の問題内容は霧の中。とはいえ、やらないわけにもいかないので、日本の普通免許試験問題を使って練習開始。

 

ところがここでまた壁にぶち当たる。なんと試験、タガログ語でも受けられるのに、市販されてる問題集は日本語オンリー! 仕方なく私が日本語タガログ語に翻訳しつつ、妻に問題を解かせる日々。

 

「まぁ、問題は常識的なのばかりらしいし、大丈夫でしょ」と思いきや、日本の交通常識とフィリピンのそれはまるで別物。そもそも右側通行と左側通行の違いからしてカオス。左右確認のクセも逆。結果、基礎の基礎からみっちりレクチャーする羽目に。

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そして、ついに迎えた予約当日。

 

会場で事前に言われている番号を確認しながら呼ばれるのをひたすら待つ。周りを見渡すと、なんとも多国籍。中東系が多めで、次に中国系。フィリピン人は妻ともう一人だけ。なぜか日本人女性の姿も。

 

他の受験者が次々と部屋の奥に吸い込まれていく中、「うち、ホントに呼ばれるよね…?」とソワソワし始めたころ、ついに番号が呼ばれる!

 

で、いよいよ書類審査開始。

 

ところがここで事件発生。

 

フィリピンの免許証を見た検査官、何やら免許をジロジロ眺めたあと、妻に質問。 「この免許、MT(マニュアル車)? AT(オートマ車)?」

 

妻はもちろんATで受ける予定なので、「ATです」と即答。

 

……が!

 

検査官、まさかの二度聞き。 「ほんとにAT? 間違いない???」

 

いやいやいや、なんでそんなに食い下がるの?と私も困惑してたら、さらに爆弾発言。

 

「フィリピンでMTで取ってるって書いてありますけど?」

 

……え? どゆこと?

 

私も妻も「???」状態。パニック。

 

しかも検査官、「ATって言うなら、フィリピンで免許証訂正してきてください」と来たもんだ。

 

いや、2か月待った挙句、さらにフィリピンのLTOに訂正依頼? 冗談じゃない!!

 

とっさに私は 「すみません! 妻、日本語がうまく理解できてなくて、さっきの返事は間違えました!」 と必死のフォロー。

 

検査官、少し考えて 「じゃあ、MTってちゃんと説明して、本人が理解した上で答えてください」と。

 

そこから妻に 「フィリピンではMT持ってるけど、日本ではAT受けたいって言いなさい」 と伝えるんですが、焦ってるし、日本語タガログ語ミックスだし、なかなか通じない。

 

たぶん5分ぐらい、検査官の前でドタバタ劇。最終的に何とか説得成功し、その場をクリア。

 

疲れ切ったところで、次は視力検査。

 

ところがここでもまた試練が。

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視力検査機がやたら高めの位置に設定されており、妻の身長ではギリギリ届かない。踏み台もない。背伸びしながら、悪戦苦闘の末、ようやくパス。

 

そして、ついに知識確認本番!

 

受験者は全部で11人。妻も試験会場に吸い込まれていきます。

 

30分後——妻が出てくるなり開口一番。

 

「簡単すぎた!」

 

試験内容を聞いて、私は耳を疑う。

 

「クルマが故障しそうだけど、そのまま運転した。〇か×か?」 「クルマは左側を走る。〇か×か?」

 

……こんなので落ちる人いるのか??と思ったら、案の定、全員合格。

 

にもかかわらず、妻はなぜかニッコニコ。まあ、合格は合格。

 

しかし、喜びも束の間。

 

その後案内されたのは実技試験の説明。ネット予約が基本だけど、これがまた問題。

 

帰宅して、さっそく予約ページを開くと、目を疑う事態。

 

……次の予約、まさかの2か月後しか空いてない!

 

しかも、知識確認の合格は6か月しか有効じゃないので、下手すると実技試験3回しかチャンスがない計算。

 

おいおい、外免切替、まさかのハードモード突入か!?

 

というわけで、次回は、鬼門・実技試験までの道のりを、またドタバタでお届け予定です。お楽しみに!

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