
フィリピーナと仲良くなって、いざ一緒にご飯を食べることになったとき、ふと目に入ったのは、フォークとスプーンを華麗に操る姿――えっ、ナイフは?と思ったそこのあなた。そう、この瞬間、多くの日本人が「えっ?」と思う場面です。でも、フィリピンではこれが当たり前。むしろ、フォークとスプーンの黄金コンビが最強で、ナイフなんて高級レストランじゃないと滅多に出てきません。「ナイフ?そんなものいらないわ!」とスプーンが鼻息荒く主張している感じですね。
そんなフィリピン流のテーブルマナーですが、実はめちゃくちゃ合理的!スプーンで食材を切る、すくう、さらには押し付けるまで、なんでもござれ。まさにスプーンが万能道具なんです。考えてみてください。「カトラリー」という響きだけでも、なんだかスプーンがちょっと誇らしげに見えてきませんか?
さらに、フィリピーナが見せる妙技には感動の連続。例えば、骨付きチキンを「解体ショーか!」と突っ込みたくなるほど華麗にさばいて、自分の分はもちろん、あなたの分まで用意してくれるなんてサービス精神の塊。ここで気をつけてほしいのは、彼女たちの気持ち。「フォークとスプーン?まあ仕方ないから使ってるけど、本音は手で食べたいんだよね」という裏事情があるんです。

そう、実はフィリピン人の本領発揮は「手食」。これぞ本場のスタイルで、指先を駆使して器用に食材をつまみ、きれいに食べきるその姿。手を汚すのも最小限で、「あなた、それ手先のオリンピック出られるんじゃないの?」と感心するレベル。さらに、手で食べる姿を見せるのは、あなたに心を許した証拠だそう。つまり、「手で食べてるフィリピーナ=あなたとめっちゃ仲良し」の図式が成立するんです!
そして、フィリピンを訪れたらぜひ行ってほしいのが、「inasal(イナサル)」というBBQレストラン。ここでは堂々と手でチキンを豪快にほおばるのが常識!チキンオイルをライスにたっぷりかけると、これまた絶品なんですよ。そしてライスはなんとおかわり自由!フィリピン人のライス愛を感じずにはいられません。
ここまで聞いたら、「フィリピン式の食文化って面白い!」と思えてきませんか?フォークとスプーン、そして手食文化を知ることで、フィリピーナの魅力をさらに感じられるはずです。次回、彼女がスプーンで器用に食材を切り分けている姿を見たら、ちょっと拍手してみてください。そして、「手で食べてみたい?」なんて聞けば、きっと笑顔が返ってくるでしょうよ!
豆知識
フィリピンでは、ナイフの代わりにスプーンを使って料理を切るのが一般的ですが、これはスペイン統治時代にナイフを持たせることを警戒したスペイン人によって、スプーンがナイフの代わりとして定着したという説が有力なんですよ。

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