フィリピンあるある

フィリピンに一度行くとまた行きたいと思う方が多いですよね。これは男女関係なくフィリピンに惹かれる不思議な魔力によるものです。しかし、文化の違いだけでなく、フィリピン人独特の習性で日本では考えられない体験をすることがあります。こういったフィリピンに関する誰もが経験する不思議な体験を深堀します。

この記事は、管理人がフィリピンとかかわって20年以上の体験をもとにしています。実際にフィリピンに家も持っており日本とフィリピンを行き来しています。多少誇張した部分もあることと、7,000以上の島からなるフィリピンでは地域ごとの文化の違いもあるで、これは違うという方もいると思いますが、そこはご容赦ください。

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フィリピーナと仲良くなって、いざ一緒にご飯を食べることになったとき、ふと目に入ったのは、フォークとスプーンを華麗に操る姿――えっ、ナイフは?と思ったそこのあなた。そう、この瞬間、多くの日本人が「えっ?」と思う場面です。でも、フィリピンではこれが当たり前。むしろ、フォークとスプーンの黄金コンビが最強で、ナイフなんて高級レストランじゃないと滅多に出てきません。「ナイフ?そんなものいらないわ!」とスプーンが鼻息荒く主張している感じですね。

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そんなフィリピン流のテーブルマナーですが、実はめちゃくちゃ合理的!スプーンで食材を切る、すくう、さらには押し付けるまで、なんでもござれ。まさにスプーンが万能道具なんです。考えてみてください。「カトラリー」という響きだけでも、なんだかスプーンがちょっと誇らしげに見えてきませんか?

 

さらに、フィリピーナが見せる妙技には感動の連続。例えば、骨付きチキンを「解体ショーか!」と突っ込みたくなるほど華麗にさばいて、自分の分はもちろん、あなたの分まで用意してくれるなんてサービス精神の塊。ここで気をつけてほしいのは、彼女たちの気持ち。「フォークとスプーン?まあ仕方ないから使ってるけど、本音は手で食べたいんだよね」という裏事情があるんです。

 

そう、実はフィリピン人の本領発揮は「手食」。これぞ本場のスタイルで、指先を駆使して器用に食材をつまみ、きれいに食べきるその姿。手を汚すのも最小限で、「あなた、それ手先のオリンピック出られるんじゃないの?」と感心するレベル。さらに、手で食べる姿を見せるのは、あなたに心を許した証拠だそう。つまり、「手で食べてるフィリピーナ=あなたとめっちゃ仲良し」の図式が成立するんです!

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そして、フィリピンを訪れたらぜひ行ってほしいのが、「inasal(イナサル)」というBBQレストラン。ここでは堂々と手でチキンを豪快にほおばるのが常識!チキンオイルをライスにたっぷりかけると、これまた絶品なんですよ。そしてライスはなんとおかわり自由!フィリピン人のライス愛を感じずにはいられません。

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ここまで聞いたら、「フィリピン式の食文化って面白い!」と思えてきませんか?フォークとスプーン、そして手食文化を知ることで、フィリピーナの魅力をさらに感じられるはずです。次回、彼女がスプーンで器用に食材を切り分けている姿を見たら、ちょっと拍手してみてください。そして、「手で食べてみたい?」なんて聞けば、きっと笑顔が返ってくるでしょうよ!

 

豆知識

フィリピンでは、ナイフの代わりにスプーンを使って料理を切るのが一般的ですが、これはスペイン統治時代にナイフを持たせることを警戒したスペイン人によって、スプーンがナイフの代わりとして定着したという説が有力なんですよ。


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フィリピンパブに通っていると、いつしか耳にする言葉があります。 「Ako(私)の誕生日パーティーに来てね!」 なんだか可愛くお願いされちゃった日には、行かない理由なんてありません。そこで行ってみるとビックリ。風船が店内をこれでもかというくらい占拠し、シャンパンタワーの前でポーズを取るフィリピーナたち。そしてその横には…山のような料理と酒!一体どれだけ気合入れてるの!?

なんて思うのも束の間、フィリピン流の誕生日文化を知れば納得せざるを得ません。 彼ら、誕生日には命かけてるんです!


誕生日に熱狂するフィリピン人たち

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フィリピンでは、家族どころか親戚・知人・隣人、場合によっては「え、誰?」な人の誕生日まで把握しているのが普通。そして祝う規模も半端じゃありません。亡くなった人の誕生日も祝うって、もう天国まで届くパーティーなんです。

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しかも学校ですら誕生日を祝う文化があるなんて驚き。進学校で「センター試験前だからスルーね」なんて言われる以外は、 ジョリビーのフライドチキンとスパゲティ を持ち込むのが定番だそうです。あ、ちなみにスパゲティは「細く長く生きてほしい」っていう縁起担ぎらしいですよ。フィリピン流のナポリタン、奥深い…。


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日本の誕生日とのギャップ
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一方で日本では、大人になると誕生日熱が冷めがち。学生時代はケーキやプレゼントを楽しみにしていたのに、社会人になれば「来月の誕生日は残業確定」とか言い出す始末。結婚しても「もういいよね?ケーキいらないよね?」と、そっと消滅することも珍しくありません。

それに比べてフィリピン、 誕生日に全力投球! 周囲を巻き込むことで、家族や友人との絆を再確認し、助け合いの精神を大切にしています。なんて素敵な文化…と思いきや、「お祝い費用は誕生日主催者が全額負担」というシステムに驚愕。人数が増えれば増えるほど財布が悲鳴を上げるのに、それでもみんな笑顔!


フィリピンパブの誕生日、裏側事情

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日本に戻り、フィリピンパブの誕生日パーティーに目を向けると、フィリピーナたちの涙ぐましい努力が見えてきます。料理・ケーキ・ドレス…全てが 「どうやって工面するか問題」 に直面しているのです。

お客さんに「料理代お願いね!」とさりげなく頼んでくるあたりは、彼女たちの持ち前の社交性と経済感覚が炸裂!全部出してくれる人もいれば、半分だけ出す人も。時にはお店のサポートが入る場合もありますが、大半は 自腹 で頑張っています。


推しフィリピーナへの投資は愛の証!

そんな背景を知れば、推しの誕生日には財布の紐を緩めたくなるのが人情というもの。ドレスも料理もお酒も、彼女たちは自分を輝かせるために全力なんです。「ここぞ!」という時に支えてあげれば、きっとお互いに ハッピーな関係 を築けるはず。

最後に、フィリピンの誕生日文化を知るとわかるのは、 誕生日は「絆を深める最高の日」 だということ。文化や背景は違えど、その根底にある温かさを学ぶのも、フィリピンパブを楽しむ醍醐味かもしれませんね!



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今回は、フィリピン国内の「あるある」を面白おかしく取り上げます。フィリピンに一度も行ったことがない人は、「え、日本とそんなに違うの?」と驚きながら読んでください。そして、行ったことがある人は、きっとあの現象に「なんで?」と首をかしげたことでしょう。今回はその謎を深掘りしていきます!

 

どこにでもある「モール天国」

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フィリピンに行くと、どこを見ても巨大なモールだらけ!首都圏だけでなく、ちょっと郊外に行った先にも堂々とモールが構えています。そして中は常に人で賑わい、「え、今日はセール?それとも祝日?」ってくらいの混み具合。でも、これが日常風景。特に有名なSMモールなんて、毎日がテーマパーク級の大盛況で、日本人観光客もこぞって訪れる定番スポットです。

【トラベリスト】

 

スタッフ多すぎ問題、発生!

さて、モールに入ってまず驚くのが、圧倒的スタッフの多さ。モール内の大通りでは気づきにくいんですが、一歩お店に入ると…お客よりスタッフが多い!そしてそのスタッフたち、ほぼ全員がこちらを見つけるとダッシュで寄ってきます。

 

「何かお探しですか?」という問いかけがくるんですが、ここで謎発生。タガログ語で話しかけてくる率が異様に高い!いやいや、フィリピンって英語圏ですよね?と思わず自分の知識を疑う瞬間。英語で返すと「Oh, you speak English!」と驚かれる謎の逆転現象が発生します。

 

スタッフ大集合!でも…

さらに面白いのが、英語を話せるスタッフをお願いすると、どこからともなく大勢のスタッフが集結すること。「来なくていい人たちまで集合!」って感じで、結果的に10人くらいに囲まれることも。でも実際に対応するのは、その中の1人だけ。「なら最初からその人だけ来ればいいじゃん!」と突っ込みたくなる光景です。

 

ハードウエアショップの謎

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特にこの現象が顕著なのが、フィリピン版ホームセンター。「ACE」「HOME DEPOT」「HANDY MAN」といったお店では、入店した瞬間にスタッフの群れが目を光らせて「カモ発見!」とばかりに近寄ってきます。まるで狩猟本能でも刺激されたかのような勢い。

 

「商品探しを手伝ってくれるのはありがたいけど、なんでこんなに多いの!?」と思わず笑ってしまうほどのスタッフ過多っぷり。

 

スタッフ多すぎの理由とは?

では、なぜフィリピンではこんなにもスタッフが多いのでしょうか?その理由を探ると、ちょっと切ない現実も見えてきます。

 

一人じゃ仕事が完結しない

 多くのスタッフは学歴が中卒レベル。中卒といっても、日本の小学生レベルの知識しかない人も多いとか。一人での対応に自信がないから、仲間と協力してなんとか対応するスタイルが定着しているんですね。

 

面接は「チーム戦」

 さらに驚くのが、スタッフの多くが友人や地元の仲間同士で面接を受け、そのまま同じ職場に採用されるケースが多いこと。「一人で面接行くのは無理!」という心理が働き、集団戦法で挑む結果、お店の中も仲間だらけ。

 

余談:ジョリビーでの採用基準

ちなみに、ローカルのファーストフード店「ジョリビー」などで働くには、少なくとも日本の高卒レベルの学歴が求められるらしいです。理由は「接客に一定の常識が必要だから」。ハンバーガー1つ作るのにも基準が高いんですね。

【アールワイレンタル】

 

フィリピンモール体験をぜひ!

フィリピンに行く機会があれば、ぜひ大きなモールに立ち寄ってみてください。特にハードウエアショップやサイバーゾーンなんかは、地元の熱気と「これがフィリピンだ!」という光景を存分に堪能できます。モールの中で地元の市場「パレンケ」を歩いているような感覚を味わえるはずです。

 

あなたが緊張を解きほぐしたいなら、フィリピン・モールに足を運んでみてください。きっと、笑顔があふれる楽しい時間を過ごせるはずです?!


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