フィリピーナと買い物に行くと、時に「まさかの光景」に出くわします。シャンプーやボディソープの棚に差しかかると、彼女たちは迷うことなく商品の蓋をクルッと回し、その中身をクンクン…!え、これ日本ではアウトなんだけど?と驚くのもつかの間、彼女たちは実に自然体。この姿に「文化の違いって深い…」とため息をつきつつ、真相を探ってみました。
香りへの執念、そこに理由あり!
フィリピン人にとって香りは命!初めて買う商品に対して、彼らは警戒心MAX。日本人なら「口コミでオススメされたからこれでOK!」と済むところ、フィリピン人はそうはいきません。実際に自分で「これ!」と思わなければ気が済まないのです。さらに、特にフィリピーナは美にこだわりが強く、「いつでも良い香りの自分」でいたいと思っているのだとか。
だからこそ、柔軟剤、シャンプー、ボディソープ…どれを取っても「香り重視!」。商品の中身を鼻でチェックするのは、もはや生き抜くための本能とでも言えるかもしれません。
日本での困惑劇
しかし、この「蓋クルッ→クンクン」の癖、日本では大問題!ドラッグストアで「これ匂い嗅いでみていい?」と訊かれることはなく、彼女たちは無言で蓋を緩め、思いっきり香りを嗅ぎ始めます。こちらが「やめて!」と制止しても、「なぜダメなの?」とキョトン顔。その後も平然と同じ行動を繰り返す。もはや注意回数は記憶に残りません。
10回注意しても改善されず、20回目で「そもそも何回目だっけ?」とこちらが混乱するのです。文化の壁とはまさにこれ!
フィリピンではもっと自由な世界
フィリピンではなんと、蓋を開けるだけではなく、商品を「ちょっとだけお試し」してしまう猛者も珍しくありません。え、これもう試供品ってことでいいの?いやいや、奥の商品を取らないと危険だ!と教訓めいた行動も身に付きます。特に食べ物は要注意。最前列の商品が微妙に湿っている?もしかしたら誰かが試食済みかもしれません…。
まとめ:ダメなことはダメ!でも文化の理解も大事
この「匂い嗅ぎスキル」はフィリピーナの長年の文化的遺産。だからといって日本で許されるわけではありません。しっかりと「ダメなことはダメ」と教えるのが、日本文化の伝道師としての役目。彼女たちの困惑顔を見ながら、それでも繰り返される行動に「愛すべき文化差だなぁ」とほっこりしてはダメ。日本に来てからもその習慣を続けるのはダメですよ!と教えて上げましょう。

フィリピーナの「クンクン文化」、これを知ったあなたも次にフィリピンで買い物に行くときは、少しだけ寛大な心を持って向き合ってみてください。それでもダメなら、奥の商品を取る鉄則を忘れずに!
【注意】
この文章はフィリピン人の方々を面白おかしく描写したものであり、フィリピン人全員がこのような行動をとるわけではありません。また、フィリピンでのショッピングは、個人差や場所によって異なります。
免責事項
この文章はあくまで個人的な体験に基づいたものであり、正確性や客観性を保証するものではありません。


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