
2020年、日本ではついに「はい、あおり運転アウト〜!」ってことで、法律にちゃんと“妨害運転罪”って名前がついて、罰せられるようになりました。
今まで「ちょっとムカついたから近づいてやっただけだし〜」みたいな人たちも、今じゃしっかりお縄対象。おかげで、日本ではあおり運転が激減中。うん、いいこと!
でもさ、日本の外に出たら…もうね、別世界。
中でもフィリピン、ここはもう“あおり運転のテーマパーク”です。初心者ドライバーは絶対に入園しちゃダメなやつ。
フィリピンの運転、クセが強すぎる件
あおり運転ってどんなの?って話だけど、例えば…
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急にブレーキ踏んでビビらせる
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後ろにピッタリくっついて「どけや」圧を出す
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パッシング&クラクションで「進めや」攻撃
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謎の幅寄せでガンガン煽ってくる
はい、これ全部フィリピンでは日常の挨拶みたいなもんです。
特に高速道路(SCTXとかNLEX)走ってると、後ろの車が「オラオラ〜早く行けや〜」って感じでくっついてきて、パッシングビーム連射。もう完全に戦闘態勢。でも、誰も怒らない。冷静。むしろ「今日はよく煽られるな〜」ってラッキーデーかも。
一般道でもお祭り騒ぎ
広い道路?3車線?関係ないよそんなの。
遅い車とかトライシクル(バイクにサイドカーつけたやつ)がいたら、「チッ…どけや!」ってノリで、クラクション&幅寄せコンボ炸裂!
割り込みなんて、「割り込んだ者勝ち選手権」状態。
「今のぶつかるやつやん!」ってくらいの距離感でスーッと入ってくる。もうほんと、心臓に悪い。
事故っても「ごめーん!」で解決しがち
こんな運転してたら当然ぶつかります。
でもね、フィリピンでは「ぶつかった?まぁごめんごめん!あはは!」で終わっちゃうことも多いんです。
もちろん警察来て処理するけど、相手にお金がなかったら「しゃーないな」で終了。
特にジプニー(現地のバス)にぶつけられたら…泣き寝入り、確定演出。
昭和の日本っぽい?いや、それ以上?
「なんか懐かしいな〜」って思ったあなた、きっと昭和の道を知ってる人ですね。
昔の日本もクラクション鳴らしまくり、車間詰め詰め、あおり運転バリバリでしたよね。でも、今じゃ信じられないくらいみんな紳士!
じゃあなんでフィリピンは死人が少ないの?
「そんなに荒い運転してたら死人出まくりでしょ?」って思うでしょ?
違うんです。
フィリピンの車、めちゃくちゃ遅いの。
発進:ノロ〜ッ
加速:ノロ〜〜ッ
巡航:30km/h!いって40km/h!
下手すりゃチャリの方が速い。だからぶつかっても、まあ死なない。
あるラジオ番組で「フィリピンは運転が上手いから事故が少ないんですよ〜」とか言ってたけど、ちゃうちゃう、遅いだけや!
日本の運転にビビるフィリピン人たち
そんなフィリピンの交通事情に慣れてる人が日本に来ると、感動の嵐。
「ウィンカー出してる!止まってくれる!なにこれ天国!?」
「譲ってくれた!?神か!?」
ってなる。でも日本で運転に慣れて帰国すると、全員こう言います。
「もうフィリピンで運転するの、怖すぎて無理……」
結論:元・暴走族の楽園はフィリピンにある
今の日本じゃ運転マナー守らなきゃやってけないけど、かつて“ブイブイ言わせてた”中年暴走族のみなさん、ぜひフィリピンへ。
きっとあの頃を思い出して、涙が出るほど懐かしい気分になるはずです。


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