フィリピンあるある

フィリピンに一度行くとまた行きたいと思う方が多いですよね。これは男女関係なくフィリピンに惹かれる不思議な魔力によるものです。しかし、文化の違いだけでなく、フィリピン人独特の習性で日本では考えられない体験をすることがあります。こういったフィリピンに関する誰もが経験する不思議な体験を深堀します。

この記事は、管理人がフィリピンとかかわって20年以上の体験をもとにしています。実際にフィリピンに家も持っており日本とフィリピンを行き来しています。多少誇張した部分もあることと、7,000以上の島からなるフィリピンでは地域ごとの文化の違いもあるで、これは違うという方もいると思いますが、そこはご容赦ください。

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フィリピンの雨季、いや~、本当にシャレになりません。

この時期になると、首都マニラでは道路がまるで川!いや、もはや新しいフィリピン名物「マニラ川」が各地に出現するレベルです。交通網はもちろんマヒ。ジプニーは水陸両用車じゃないんですけど?って言いたくなります。

 

でも、そんな状況でもフィリピンの子供たちは超ポジティブ!

Walang Pasok(学校休み)」のアナウンスが出ると、すかさず外へダッシュ!ザーザー降る雨の中、天然のシャワーを全身で浴びてキャッキャとはしゃぐ姿には、日本人としては「風邪ひかない?!」って心配になるレベル。でも彼らにとってはこれが梅雨エンタメ

 

一方、日本では…というと、そろそろ「しとしと雨」の季節のはずなんですが、どうした今年の梅雨!?

東海地方では例年よりも15日も早く梅雨明けとか。

15日くらい別にいいじゃん?」と思ったそこのあなた、半月も早いってことは、地球が本気で季節コントロールをミスってるってことですよ!こっちは傘の出番なくて寂しいわけです。

 

で、再びフィリピンの話に戻ると、こちらはもうモンスーン&南西季節風で毎日スコール祭り。

しかも、台風やら熱帯低気圧が近づいた日には、洗濯物はもちろん、車も家も「全部水洗いコース」突入です。

 

そんな雨の国に住んでると、フィリピン人は雨との付き合い方が超上級。

「ここは浸水するから通っちゃダメ」とか、「このタイミングでジプニー乗ると地獄」とか、経験で全て予測して動きます。でも、たまに「まさかここまで?」って場所まで水没するので油断できません。

 

ちなみに日本では「床下浸水です!」ってニュースが流れると一大事。でもフィリピンでは「今日もまたか~」レベル。ニュース?ないない、そんなのいちいち報道してたら時間が足りません!

 

それに対応するかのように、フィリピンでは車高の高~いSUVが大人気。しかも、日本未発売のカッコいいモデルがバンバン走ってます。

冠水してもガンガン突っ込めるこの勇ましさ、日本の軽自動車では到底ムリ。

 

さらに驚くのは、学校の登下校事情。基本、子どもはトライシクル(バイク+サイドカー)かジプニーで送り迎え。なのに道路が水浸しだと……はい、動けません。

当然、学校どころか家から出られないので「Walang Pasok」再び!先生もお手上げ!

 

しかも、場所によっては大人の腰くらいまで水が来るんですよ。腰水って温泉じゃないんですから!

こんな水たまり、いや池レベルの中じゃ、誰も学校なんて行けませんって。

 

そして思うわけです。

「これ、笑ってる場合じゃなくて、日本も他人事じゃないぞ」と。最近の日本のゲリラ豪雨、スコールレベルの降り方、もうフィリピン化が始まってる気がしてなりません。

 

未来の日本が「Walang Pasok!」って叫ぶ日も、近いかもしれませんね……

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料理に欠かせないものって何だと思います?
包丁?鍋?火?…いやいや、調味料でしょ!

日本だろうがフィリピンだろうが、調味料がなきゃ料理はただの具材の寄せ集め。
でもね、フィリピンには**「入れるだけでおいしくなる魔法の粉」**があるんです。その名も…

「マジックサラップ」と「ギニサ」!!

なんか怪しいサプリみたいな名前ですが、ちゃんとした味の素ブランドから出てるれっきとした調味料。
マジックサラップなんて名前からしてすでにおいしくなる予感しかないでしょ?

フィリピンでは味の素のことを「ベッチン」って呼ぶんですが、そのベッチン一家が出してるこの2大スター、料理界のアベンジャーズなんです。


◆マジックサラップ:スプーン1杯で料理が別次元!

「炒め物がイマイチ味が決まらない…」
「スープがぼんやりしてる…」

そんな悩み、マジックサラップ一振りで即解決。

鶏がらスープの素に、ニンニク・玉ねぎ・砂糖などの旨味成分がこれでもか!と詰まっていて、どんな料理にも合うオールラウンダー。
正直、塩コショウとこれだけでスープも野菜炒めも「え、私プロ?」ってレベルになります。


◆ギニサ:見た目地味、でも中身は万能エリート

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こっちはちょっと聞き慣れないかもしれませんが、「ギニサ」はチャーハン界の陰の支配者。
唐揚げの下味にも使えるし、炒め物にもドンと来い。
「なんか今日は味が決まらないな…」ってときにこいつがいれば、悩みゼロ。


◆え、化学調味料?気になるなら原材料を見てみて!
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「化学調味料だからちょっと…」という声も聞こえてきそうですが、ちょっと待った!

マジックサラップにはナトリウムだけじゃなく鉄分まで入ってるし、鶏肉・玉ねぎ・ニンニク由来だから、変なものじゃないんです。
むしろ栄養強化されてるっていうオマケ付き。

フィリピンでも、味の素を毛嫌いする人はいても、なぜかマジックサラップとギニサは別腹扱い
たぶん、みんな美味しさには勝てないんです。


◆日本人の舌にもドンピシャ!

これが意外と、日本の家庭料理とも相性バッチリ。
和風スープにも中華炒めにも使えるし、味にコクと奥行きがプラスされて一気にレベルアップ。

ちなみに、これらの調味料、日本でも買えます。
ドンキアジア食材の店を探してみてください。
見つけたら迷わずカゴにイン!絶対に後悔しません。


◆まとめ:魔法、信じるか信じないかはあなた次第

でも、騙されたと思って一度使ってみて。
マジックサラップとギニサ、あなたの料理人生を変えるかもしれませんよ。

味付けが劇的にうまくなると、料理がもっと楽しくなる。
そして気づけば、あなたもマジックサラップ沼の住人に──!

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Generated Image June 24, 2025 - 10_50AM


日本で「肉まん」といえば、寒〜い冬にコンビニのレジ横で湯気もくもくさせてるあのアレですよね。寒さで手がかじかんだ日に、アツアツの肉まんを両手で包み込む…うん、最高!

 

でも、あれ、夏は幻の食べ物なんですよ。

だって売ってないんだもん。

 

コンビニ肉まんは、基本的に8月のお盆終わってから春までしか出回らない期間限定モノ。暑い時期に「肉まんください」とか言ったら、「お客さん、季節感ゼロっすよ」って顔されます。

 

ところが!

フィリピンでは年中無休で肉まん売ってます。

なんなら、真昼間の炎天下で肉まん食べてる人を普通に見かけます。

いや、暑いやろ!?汗だくでホカホカってどういうこと?

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現地では「Siopao(ショーパオ)」って呼ばれてて、もうあちこちで売ってます。屋台のカートはもちろん、中華風ファストフードの「Chowking(チャウキン)」、さらにはなんで?ってなるレベルのスイーツ店「Goldilocks」でも売ってる。

スイーツ店やぞ!?デザートちゃうで、これ!

 

でもね、初めて食べると、だいたいこうなります。

 

「……あれ?なんか、思ってたんと違う。」

 

まず手渡された瞬間、謎の小袋が付いてくる。

え?ソース?なんで肉まんにソース?

たこ焼きちゃうぞ?焼きそばでもないぞ?

 

…と戸惑いつつ、そのままかじると――

「味、うっす!!」

「なにこれ?白いパン??」

 

でもそこでソース投入。すると、

 

「うっわ!甘っ!!」

 

そう、こっちのSiopaoは基本甘じょっぱい系。ていうか、ほぼ甘い。日本のジューシーな肉汁たっぷり系とは真逆のベクトルです。

 

中の具もなかなかカオス。

 

● パターン:アサド系(甘辛く煮た豚肉)

● パターン:ボラボラ系(甘辛肉団子)しかも牛・豚・鶏・エビ・ゆで卵入りのことも!

 

「カオスやないかい!!」って言いたくなるけど、これがフィリピン流。

 そして、生地もガッツリ違う。

日本のふわふわ・もちもち系と比べて、こっちはややガッチリ系。しっかりしてる。言うなれば、日本が“食べるクッション”なら、フィリピンは“食べる防具”。

 

屋台やバスターミナルで売ってるやつは、具がちょろっとしか入ってないことも。でもどこも味の方向性は一緒で、甘さドーン。

 

それでも、現地の人に日本の肉まんを食べさせてみると、開口一番こう聞かれます。

 

「で、ソースは?」

 

いや、無いけど!?って思うけど、向こうにとっては肉まんにソースがついてないのは、ラーメンにレンゲがないくらいの衝撃らしい。

 

そんな感じで、見た目は似てるけど中身はまるで別モノな日比の肉まん文化。

でもこれはこれで面白い。味も含めてカルチャーショックがてんこ盛り!

 

世界って広いなぁと思いつつ、今日も私はセブンで肉まん探して「まだ早いっすね」って断られてます。


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